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NEWS

山本和弘第22回全日本MTB選手権大会 XC5位
2009.7.24
第22回全日本MTB選手権大会 XCO/DHI/4X in 長野県富士見町
山本和弘 レースレポート

 1年に1回行われる全日本選手権は5位とい う結果となった。今はこの結果を真正面から受け止め、しっかりと体を休めたという気持ちでいっぱいである。それにしても優勝した幸平から11分の差というのはあまりにも衝撃的で、ここまでの過程がここまでの差を生みだしてしまったのだと感じている。正直、1周目からのトップとの差の開き方には恐怖すら感じる実力差が あった。そんな中、自分はこれまでやってきたトレーニングの成果を最大限発揮するように全力で走り続けた。「最後まであきらめない。」それを思い続け走り続けた。

 全日本が行われるまでの期間は、自分の周りの協力もあり充実した時間の中でトレーニング に取り組むことができた。レース会場にはレース当日2日前に入り、入念な準備を進めた。レース当日は気持ちの良い天気となった。気温は少し暑いくらいでアップ中も少し足を回すだけで体が熱くなってくるのがわかった。アップを始めると、徐々に緊張感が増していき、スタート30分 前からはMAXに達していた。これまでに感じたことのない緊張感。これまでに感じたことのない体 の感覚。少しフワフワする感覚を感じながらスター トラインに並んだ。スタート2分前。コーチから最後 のアドバイスをもらい、スタートの瞬間を待った。

 バンッ!ついにスタートとなった。はじめに飛び 出したのは幸平。そして齋藤選手、小野寺選手。並 ぶようにはじめの登り坂を登って行った。物凄い勢 いだ。心拍は上がりっぱなしの状態で、息も上がり っぱなしだった。
ゲレンデ左側の長い上り坂は、皆が全開のように 感じた。足は乳酸でいっぱいになりながら上り続け た。そのままハイペースは続き、リフト下の直登区 間に入る頃には少しだけパワーダウンしている自 分がいた。やけに息が苦しく、どんどんパワーダウ ンしていくのがわかった。「しっかりしろ!自 分!!!」と言い聞かせ、トップ集団から少し遅れ る形で1周目が終了した。

 2周目に入っても、ハイペースな集団を後ろから 見る形で追い続けた。順位は7・8番というところだ ったと思う。2周目は息と筋肉とのリズムが合わ ず、苦しい走りが続いた。

 3周目。前半は変わらず苦しく、我慢の走りが続 いた。それでも少しづつ体のリズムが整ってきて後 半には足が回ってくるのがわかった。

 4周目5周目になると、それまでハイペースを維 持していた前走の選手が落ちてきて、その選手を1 人づつパスしていった。内容的にはレースというよ り、持久走をしているみたいな面白くない展開だ が、「あきらめない」ことが自分のすべてなので前 だけを見て走り続けた。この周は応援が本当に支 えとなった。

 そして、ラストラップの6周目。順位は5位だった。足 は自分の足じゃないみたいに攣り、パワーをかけるた びに足裏の筋肉がすべて収縮する状態だった。我武 者羅にペダルを回した周だった。そのままペダルを回 し続け5位でゴールとなった。

 レースを振り返ると本当に厳しいレースとなった。そ して、多くの応援の期待に応えられない自分の弱さに 本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。優勝し た幸平との圧倒的な差を埋めるには、自分の気持ちを 一から切り替え、1つ1つ確実な努力を積み重ねていく しかないと感じた。今回のレースに向けての準備、そし てレースに対しては全力で取り組めたので後悔はして いない。しかし、もっと日本一になるための自分象を明 確にしなければ、ここからは一生抜けきることができな いと感じた。
まずはじっくり休み、次に進んでいきたいと思う。

 全日本の会場では本当にたくさんの応援ありがとう ございました。
そして、ここまで支えてくれた家族、チーム、コーチに は心から感謝します。

山本 和弘プロフィール
生年月日 1982年10月15日
出身地 北海道
経 歴 マウンテンバイク競技歴15年
2004年 MTBアテネ五輪代表選手選考会(愛媛県八幡浜市) 3位
2005年 XC Jシリーズ第3戦(長野県藤見町) 2位
2006年 第21回全日本マウンテンサイクリングIN乗鞍(長野県松本市) 優勝
2007年 MTB全日本選手権(秋田県仙北市) 2位
2008年 XC Jシリーズ第1戦(滋賀県高島市) 3位
オフィシャルサイト http://www.yamamotokazuhiro.com/
使用機材
バイク cannondale SCALPEL Mサイズ
サスペンション cannondale LEFTY スピードカーボン FOX RLC
Rサスペンション FOX FOX FLOAT RP23
チェーン KMC X9SL
チェーンオイル EVERS CARBON CHAIN SPRAY DRY
サングラス ADIDAS EVIL EYE
シューズ DIADORA PRO TRAIL CARBON
タイヤ MAXXIS F&R MONORAIL 前後1.65bar
ヘルメット BELL VOLT
ブレーキ MAGURA MAGUNESIUM MARTA SL
ペダル CRANK BROTHERS CANDY
ホイール MAVIC CROSSMAX SLR
サドル FI'ZI:K ANTARES
ハンドルバー BBB FIBERTOP
シートポスト BBB FIBERSCRAPER
グリップ BBB FREEGRIP
無線 KENWOOD DEMITOSS20 UBZ-LK20(免許・資格不要モデル)
ボディーメンテナンス COMPEX  
レース結果

クロスカントリー エリート男子
Distance: 4.2 km x 6 Laps = 25.2 km

順位 名前 所属チーム タイム GAP
1位 山本 幸平 チーム ブリジストン アンカー 1:35:17 -
2位 竹谷 賢二 スペシャライズド 1:42:32 +7:14.97
3位 武井 享介 フォルツァ! 1:44:50 +9:32.71
5位 山本 和弘 キャノンデール・ファクトリー・レーシング 1:46:35 +11:17.77
オフィシャル スポンサー
有限会社クロップス(CROPS, KMC)
宝商株式会社(EVERS)
株式会社マスターズ アイプロテクション ジャパン(ADIDAS EYEWEAR)
株式会社インターテック(BELL, MAXXIS)
株式会社エムシーインターナショナル(MAGURA)
ライトウェイプロダクツジャパン株式会社(CRANK BROTHERS)
アメアスポーツジャパン株式会社(MAVIC)
株式会社ケンウッド(KENWOOD)
日本シグマックス株式会社(COMPEX)
株式会社カワシマサイクルサプライ(FI'ZI:K)